EF-M 22mm F2.0は良い。

この初代EOS M、2012年9月発売時はAFが遅すぎてファームウェアアップデートするも根本解決に至らずでCanonの初ミラーレスとしてはやや残念な登場でしたが、この標準レンスEF-M 22mm F2.0は「かなり」良いです。35mm判換算で約35mm相当で、装着した姿はRICOH GRまでコンパクトとは言いませんが結構コンパクト。22mm付けっぱなしでカバンに入れっぱなしがおすすめです。最近価格が高騰して20万円に届く勢いの超高級コンパクト化したRICOH GR IIIは35mm判換算28mm、GR IIIxは算40mmですが28mmでもなく40mmでもなく「35mm判換算35mm F2.0」がしっくりきます。ちなみに安い時にオークションで2台確保して、現在4台保管しています。一時期、マジックランタンというEOS Mで4K(RAW)を撮れるので遊んでいましたが、どうも動画は性に合わず元のスチール機に戻してしまいました。

22mm(35mm)専用機として使えばかなりコンパクトです。ボディー買ったら付いてくる標準レンズですが、ボディー側のEOS M(初代)はCanonのサービス対応期間が終了している製品なのでご注意ください。壊れたら直すより買い替える方が安価なのが残念ですが、そこはCanonなので壊れる気がしません。キヤノンカメラミュージアム

 

 

 

 

1800万画素でRaw撮影出来れば現在でも必要十分。AFは、昨今のデュアルピクセルCOMSなどの爆速AFや瞳AFやAIを駆使したAFに慣れた方には「不満しかない」でしょうけど、マニュアルレンズで写真を覚えた人ならまず文句は出ません。EOS Mシリーズはレンズボディーとも開発は終了ですが、気軽に、ブレずに、写真に向き合うのには、このレンズとボディーは2024年現在も最適解だと思います。

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