以前8×10で撮影するのって茶会を主催する亭主の心意気に通ずるな〜って感じた事があります。今は抹茶と言えば粉になった物を購入して使うのが普通ですが、本来は客人の到着時間に合わせて碾茶(てんちゃ)を茶臼で数時間かけて挽くんです。その数時間は到着する人を考える時間なのか、無心になる時間なのかは分かりませんが、手間と時間を惜しまず準備をします。最近は何でも便利になりあらゆる準備の時間が短縮されたが故に逆に時間の流れを早く感じさせてる気がします。タイパってやつもホドホドにしないとですね。やっぱり身体を適度に動かして準備に時間をかける。その時間は同時に想像(妄想)をかき立てる。と書いて最近はiPhoneでスナップばかりだな〜って。しかもアップする写真も当時担当していたDSLR(Canon EOS 5D markⅡ)時間短縮した代わりに、せめて現像とプリントに時間をかけたいと思います。
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