カセットテープで回想。

中学生の頃、近所のホームセンターや家電店には数多くのブランドのカセットテープが、ものすごい種類販売されていました。テレビCMも盛んで、ノーマルポジション、ハイポジション、クローム、メタルとその性能を活かす機材も持ち合わせないので、なんとなくその理屈も分からずハイポジションを買って「やっぱりノーマルより音いいね!」とプラシーボ効果などと言う言葉もない時代に、勝手に納得していました。昨今は、エビデンスは?などその理屈をすぐに検索できる時代なので、めんどくさい時代なのかも知れませんが、そんな「何となく」で過ごせたのは、余白とか糊代とかがあった良き時代だったんだなと感じる今日この頃です。そんな昭和にはラテアートされたカフェラテもなかったでしょうけどね。

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