ずいぶん前(2015年発行)された本です。今更すいません。。ちょっと前に読みました。世の中では断捨離が一巡して、もう誰も私の周辺では「断捨離」も「ミニマリスト」とも言わなくなったので気になって手に取った本でした。(天邪鬼です)要約すると→モノがもたらす幸福は手に入れた瞬間から目減りする。だから補うために益々モノが増える。しかし今あるモノや人や体験や環境に感謝する事で得られる幸福は継続し目減りする事がないだけはなく増幅すらする。しかしモノで得られる分かりやすい幸福を求めるあまりモノが溢れすぎ、後者の幸福に気付けない悪循環にあるのが現代人。その原因を一度極限まで捨てる行為を通してモノとの関係性を再確認。自身の必要十分を認識する。そんな感じでした。想像の範囲内ではありましたが著者の人間性が垣間見る言葉選びが同世代としては共感できました。断捨離入門本で捨てられなかった人には、この本で精神論(捨てる理由や背景)から入るのも良いと思います。しかしミニマリストでiPhoneやMacintoshを使っていない人はいないな〜って(笑)要はGAFAでコンテンツはスマホやタブレットやPCに集約され、流通が発達したことでモノを側に置いておく必要がなくなっただけだったりと。。。コンビニが冷蔵庫代わりになってたり、Amazonなら翌日には届く訳で。結局ディバイスフリーで流通もままならない村に住んでるようなミニマリストはきっと存在しないんだろうなって(笑)Amazon
本当に「もうモノは必要ない」?

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